2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「新しき生命」は「新しき声」を伴う

さて、「声仏事を為す」という。この「声」という力用については、いずれ、じっくりと論じるつもりであるが、過日、創価大学大学院出身の優秀な記者が、そのことについて興味深い話をしていた。それは、次のような話であった。 ――島崎藤村は、『若菜集』など…

高齢者を大切にして、周の文王は栄えた

大聖人は、「日女御前御返事」で次のように仰せである。 「周の文王は老たる者をやしなひていくさ(戦)に勝ち、其の末・三十七代・八百年の間すゑずゑ(末々)は・ひが事ありしかども根本の功によりてさか(栄)へさせ給ふ」(1250頁) ――周の文王は、老い…

小さな行為に大いなる功徳が

一日の仕事を終え、遠路、駆けつけてくださった諸君である。中には、疲れている方もあろう。本来なら、もっとゆっくりと、食事をしたり、少々休憩をとってからとも思うが、会場や時間の都合でそうもいかず、気の毒な思いでもある。 しかし、そのような中、広…

信仰の一念は瞬間瞬間の生命の発露となって表れる

信仰とは実践である。その信仰の一念は、瞬間瞬間の生命の奥底の発露である。目に見えざる信心の一念は、目に見ゆる具体的な実践活動に、更に、その当体においては、目の輝きに、言語に、そして声の響きに、生き生きとした躍動が反映するものだ。 【「実践の…

提婆達多の謀略

この五箇条の要求それ自体をみる限り、デーヴダッタは、極めて純粋な修行者を装っているといえる。彼は、謀略がことごとく失敗に帰したので、最後の手段として教団に、最も純粋な出家者、厳格の修行のあるべき姿を提示することによって、内部の分裂をはかろ…

悪しきイメージがソクラテスを死刑にし、アテネを滅ばした

ここで、少々難しいかもしれないが、かつてお話したギリシャの哲人・ソクラテスについて若干触れておきたい。 「ギリシャ第一の知者」であり、「最も正しき人」であったソクラテスが、なぜ迫害され、死刑にされたのか。考えてみれば、まことに不思議な話であ…

言うべきことを言い切れ

指導者が非難を恐れて、正しい、言うべきことを言わなければ、もはや指導者とはいえない。ただ、うまく立ち回り、「悪」を放置したままにするならば、それは「偽善者」であり、「悪」をなすことと同じになってしまうからである。 【第3回中部総会 1989-01-29…

単己の菩薩:関連指導

法華経の従地涌出品第十五に、六万恒河沙の地涌の菩薩の出現が説かれた。その中に“単己にして眷族無く、独処を楽(ねが)う者”という“単己の菩薩のことが述べられている。 チームワークを保って戦ってゆく人は、福運を積める人である。独りよがりの人は、単…

単己の菩薩

MLの過去ログに面白いものがあったのでご紹介しよう。ある方が、「単己の菩薩」というハンドルを使用。私がこれにケチをつけた(笑)。ただ、この方、現在は参加されてなく、承諾も得てないので、「S」さんとしておく。 S 小野さんより、 地涌の菩薩の集いで…

美しく老いる

本日は、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のヤング総長、また、ミラー副総長のご招待をいただき、アメリカの知性を代表するキャンパスで講演できることを、心の底から喜んでおります(拍手)。これからのアメリカを、否、21世紀の世界を担う皆さん…

ナポレオン「勝利は、わが迅速果敢な行動にあり」

私が青年時代から好きだったアレキサンダー大王を讃えた叙事詩に、こうあった。 「勇敢な人びとに克服できないものは何もない」 深く胸に響く言葉だ。 創立75周年の栄光へ、わが創価学会が、また一つ、広宣流布の大きい、大きい山を登る時が来た。 「勝利は…

パワーハラスメント

上司による部下へのイジメが増加しているとのこと。これを、パワーハラスメントと呼ぶ。セクシャル・ハラスメントが性的嫌がらせのことだから、ま、職権的嫌がらせといったところ。モラル・ハラスメントというのも含まれるらしい。 Wikipedia 背景には、バブ…

互いを見つめ合うのではなく、同じ方向を見つめよ

ところで、愛情というものほど、捉えどころのない移りやすいものもないのだ。時に幸福への基盤でさえなくなってくる。愛情をもとめて、愛情に傷つく人生が氾濫(はんらん)しだした。愛情の確認は、幸福の確認であってみれば、たがいに相手の心を覗(のぞ)…

尉繚子

それ将は、上、天に制せられず、下、地に制せられず、中、人に制せられず。ゆえに兵は凶器なり。争いは逆徳なり。将は死官なり。ゆえにやむを得ずしてこれを用う。上に天なく、下に地なく、後(うしろ)に主なく、前に敵なし。一人の兵、狼のごとく、虎のご…

病気は大いなる境涯を開く突破口

生命は永遠であり、三世を貫いていく。ゆえに一時期、病等に苦しんだとしても、その人の立場、立場で最後まで信心を全うしていけば、必ずそれが次の生への大きな推進力となる。 御書に、「病によりて道心はをこり候なり」(1480頁)――病によって仏道を求める…

竹内さん

本幹で、竹内さんが初登場。少し緊張していたように見えた。先生から「長嶋」の愛称で呼ばれている人物。荒川の区男時代に折伏全国制覇も成し遂げている。それにしても、荒川区からの人材輩出には目を瞠(みは)るものがある。私が知る限りでも、金城会委員…

崩れざる幸福は“積極的な生命の姿勢”に

では、崩れることのない、ほんとうの幸福の条件とは何か。 その第一にあげられることは、あくまでも主体的に、積極的に、人生の問題にとりくんでいく、生命自体の姿勢である。客観的状況のみに支配され、受動的に運命を考えるのではなく、どこまでも、主体的…

“内から外へ”の方向性

一流のリーダーは緻密(ちみつ)である。大言壮語なら誰にでもできる。他の人が気づかない、それでいて切実な「急所」というべき点に目をとめ、一つまた一つ、仕上げていく。そこに懸命な責任感のあらわれもある。 ともあれ大切なのは、着実に内を固めること…

衆院選終え 党改革へ

過去最高898万票の大善戦 今回の衆院選で、民主党は政権交代どころか公示前よりも64議席を減らす大惨敗。同党は今、解党的出直しが迫られている。 一方、公明党は3議席減で解散時の議席34には届かなかったが、比例区で898万票の過去最高票を獲得。「大衆とと…

自分で決まる

全ては、「自分で」決まる。「自分が」決めるのである。 【全国最高協議会 2005-08-02 創価文化会館】 厄介なことになると、その原因を周囲に求めるのが人の常。仕事が、幹部が、組織が、なあんて風になりがちだ。何をどう感じるかは、境涯の問題。自分自身…

正しき信心は“師弟の道”に

広宣流布にとって、何が一番大事なのか。それは取りも直さず「信心」の二字である。いかに大きな権威の建物があっても、そこに仏法があるわけではない。いかに才知に優れ、いかに教学があるからといっても、信心が弱ければ意味がない。また、いくら人数が増…

第44回衆院選の結果分析

改革進める公明党に期待感 改革の是非が問われた第44回衆院選で、有権者は公明、自民の連立与党に327議席を与えた。公明党は改選時議席には届かなかったものの31議席を獲得、比例区で900万票に迫る過去最高の898万票を獲得した。大善戦した今回の衆院選を分…

舎利弗と目連

提婆が500人の弟子を誘惑し、破和合僧をはかった時、敢然と提婆のいる本拠地に乗り込んで戦ったのが、舎利弗と目連の二人である。 傲り高ぶった提婆は、やってきた舎利弗と目連を見て、この二人の高弟までが釈尊のもとを出て、自分になびいたものと思い込む…

衆議院選挙:2005年開票結果

自民 公明 民主 共産 社民 国民 日本 その他 今回 296 31 113 9 7 4 1 19 選挙前 212 34 177 9 5 4 3 33 小選挙区 219 8 52 0 1 2 0 18 比例区 77 23 61 9 6 2 1 1 沖縄小選挙区は残念な結果となったが、短期決戦でありながら、898万7620票という過去最高の…

反対意見

反対意見があってこそ、自分の考え方の偏ったところ、一人よがりなところなど、不完全さが発見でき、より正しい考えに到達できるのです。ある場合には、自分の意見が全くの誤りであったことに気づくことさえあるものです。 どんな人の意見も聞くべき点は必ず…

持妙法華問答抄

又命已(すで)に一念にすぎざれば仏は一念随喜の功徳と説き給へり(466頁) 大好きな御文の一つ。一念の奥底に随喜が脈打っているか否か。随喜なく、ほんの少しの義務感があれば謗法。 随喜の心も留(とど)め侍(はべ)らば謗法の分にやあるべかるらん(3…

乙御前御消息

されば妙楽大師のたまはく「必ず心の固きに仮(よ)りて神の守り則ち強し」等云云、人の心かたければ神のまほり必ずつよしとこそ候へ、是は御ために申すぞ古(いにし)への御心ざし申す計りなし・其(それ)よりも今一重強盛に御志あるべし、其の時は弥弥十…

別当御房御返事

大名を計るものは小耻(しょうち)にはぢずと申して、南無妙法蓮華経の七字を日本国にひろめ震旦高麗までも及ぶべきよしの大願をはらみて其の願の満すべきしるしにや、大蒙古国の牒状しきりにありて此の国の人ごとの大なる歎きとみへ候、日蓮又先きよりこの…

辧殿尼御前御書

貞当(さだとう)は十二年にやぶれぬ・将門は八年にかたふ(傾)きぬ、第六天の魔王・十軍のいくさを・をこして法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土を・とられじ・うばはんと・あらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵を・をこして二十余年なり、日蓮…

戸田先生「人間は感情の動物である」

戸田先生は、こうも指導された。 「裏切られたり、足をさらわれたり、ひどい目に遭(あ)って、人を見る眼も肥えていく」 「人間は感情の動物である。一人ひとりの心を、どう捉えていくかが大事だ」 「時代の動向を肌で感ずることができれば、いかに時代をリ…