2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「生命を尊厳ならしめるもの」5 池田大作

「生命を尊厳ならしめるもの」4 池田大作 2.人間主義運動としての革命の本質とその失敗 ここにいう“革命”とは、いわゆる狭義の政治革命ではなく、思想的・宗教的変革である。たとえば、政治革命・経済革命であっても、社会の広汎な領域にわたる思想的変革を…

アンベードカルを宣揚する 5

アンベードカルは不可触民でありながら、ロンドン大学・コロンビア大学で博士号を取得し、ボン大学に留学した。そして上級法廷弁護士の資格を勝ち取った。だが決して順風満帆の人生を歩んだわけではない。結婚後は4人の子供を亡くし、茫然自失の日々を過ごし…

佐藤秀峰

漫画家。作品に『海猿』『ブラックジャックによろしく』などがある。私はどれも読んでいない。はてなダイアリーの紹介記事を見て、早速佐藤氏のサイトを覗いてきた。いやはや凄いね。とにかく「プロフィール」を読んで頂きたい。見事な漫画作品となっている…

第7艦隊

民主党の小沢一郎代表が「米国もこの時代に前線に部隊を置いておく意味はあまりない。軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分だ」と述べたそうだ(2月24日)。そして、我々が広布に走っている間、小沢は火消しに走っている。昨日…

「生命を尊厳ならしめるもの」4 池田大作

「生命を尊厳ならしめるもの」3 池田大作 真理と美への奉仕 神への奉仕から出発しながら、やがてそれ自体が神化されていったものに、右の“王”や“巨大機械”とならんで、真理や美・善といった価値理念がある。前者を社会的側面における神化現象とすると、後者…

アンベードカルを宣揚する 4

現在でもインドでは80%以上の人々がヒンドゥー教徒だ。アンベードカルもそうだった。不可触民を解放するために立ち上がったアンベードカルは思想的に行き詰まってしまう。そして遂に「改宗も辞さず」と宣言した。 彼のこの(※改宗)宣言はカーストヒンズー…

中川前財務相のG7出張、チャーター機代4100万円

辞任した中川昭一前財務・金融担当相が先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)でローマに出張した際、往復のチャーター機代が6人で約4100万円かかっていたことが、26日午後の衆院予算委員会質疑で明らかになった。 財務省の玉木林太郎国際局長によると、今…

「矢島周平」とその周辺

思索の海辺 早くも歴史修正主義か? 戦時中の逮捕者について 矢島周平

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訃報

酒井義雄さんが逝去。池田先生とは小学校時代の同級生で、「生命哲学の話があるので参加しませんか?」と19歳の先生を座談会に誘った方である。小説『人間革命』第2巻では「酒田義一」という名で登場している。謹んでご冥福を祈る。

「生命を尊厳ならしめるもの」3 池田大作

「生命を尊厳ならしめるもの」2 “巨大機械”の誕生 このような原始社会の風習は、その後の人間の歴史にも根強く残ってきた。時間的にみれば、人間の誕生以来の歴史の、おそらく99パーセントは、こうした原始的状態が占めてきたのである。いわば人間に体質化し…

アンベードカルを宣揚する 3

アンベードカルは不可触民の背中を叩いた。否、鞭(むち)を入れたといってよい。 アンベードカルは厳しく同胞に迫った。「失った権利は、簒奪者に嘆願したり、かれらの良心に訴えたりすることによっては決して取り戻すことはできない。それを可能にするのは…

靖国合祀拒否の遺族敗訴 「英霊は苦痛」認めず

靖国神社に「英霊」として祭られ続けているのは苦痛だとして、元軍人・軍属11人の遺族9人が、神社に合祀の名簿から削除するよう求めた訴訟の判決で、大阪地裁(村岡寛裁判長)は26日、請求を棄却した。遺族は併せて神社と国に1人当たり100万円、計900万円の…

「生命を尊厳ならしめるもの」2 池田大作

「生命を尊厳ならしめるもの」1 1.人間精神の歴史と生命の尊厳観 “生贄”の論理 人間精神の発展の初期段階において、尊厳なるものは、万物の根底にある“霊”であったと想像される。とくに、自然界の力は、人間のカをもってしては、いかんともなしがたい強大な…

アンベードカルを宣揚する 2

“インド独立の父”マハトマ・ガンディーは不可触民制の廃止のために戦った。だが、一度としてカースト制度を否定したことはなかった。“偉大なる魂”はカーストの信奉者であったのだ。ガンディーが目指したのは、不可触民(アウトカースト=スードラ以下)をカ…

民主:参院議員が会合「矢野元公明委員長の参考人招致を」

民主党の小沢一郎代表と輿石東参院議員会長、西岡武夫参院議院運営委員長ら参院のベテラン議員が23日夜、東京都内のホテルで会談し、当面の国会運営について意見交換し、言論活動を妨害されたとして公明党の支持母体、創価学会を提訴した矢野絢也(じゅんや…

「生命を尊厳ならしめるもの」1 池田大作

はじめに 現代の文明社会において、それが直面している“危機”と称せられるものの実体は、とりもなおさず、尊厳なるべき生命が、あらゆる意味で危殆に瀕しているということである。だが尊厳であるべき生命への侵害および軽視というこの風潮は、なにも現代に始…

アンベードカルを宣揚する 1

歴史は虚実によって織り成される物語である。しかも、少ない真実を数多くの嘘で飾り立てることが珍しくない。そして歴史の書き手は「政治」である。人でもなければ思想でもない。歴史はいつの時代も勝者による「後出しじゃんけん」であった。負けた人々は「…

日本認知運動療法研究会会長による「パワーリハビリ」批判

この他にも、マシンは既に錆(さ)びついていて、結局業者を潤わせただけだという批判も多い(マシン購入や運営費などには補助金が出る)。高齢になると圧迫骨折をするケースが増えるが、これを防ぐには歩くのが一番よい。骨は適度なストレスが掛かっていな…

杏殿御返事

アンベードカルの名前を聖教新聞に載せた功績は大きい。気づいている人が少ないと思われるので私が顕彰しておく。 ▼「この世には四つのタイプの人がいる」と釈尊は言った▼1.自分のためにも他人のためにも奮闘しない人、2.人のために奮闘するが自分のためには…

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内なる目 意識の進化論

見宝塔品の奇跡的な二重構造

松山●このように見てくると、〈多宝如来〉を案出したことがいかに秀抜な工夫であったかを、あらためて痛感せざるをえませんが、「見宝塔品」の作者の天才的な頭の冴えは、この品全体にわたって発揮されています。 それは、この品での事態の展開が、〈釈尊〉…

私を手本として一部の衆生平等なること是くの如し

昨日の続きだ。 一人を手本として一切衆生平等なること是くの如し(564頁) 我が心情はタイトルの如し。実は私もアンケートに答えている。で、「自分の信心は何点?」という設問だが、私は「70点」にした。30%ほどの遠慮や出し惜しみがあると自覚しているた…

小口偉一氏の晩年

小口偉一(おぐち・いいち)氏には『創価学会 その思想と行動』(青木書店、1957年)という著作がある。 東大宗教学科の元・主任教授の柳川啓一さんは、晩年はうつ病に苦しみ、精神病院から出講していました。その前の主任教授の小口偉一さんは、晩年はアル…

命日

今日は古谷さんの命日。義母を見舞い、彼が守ってくれているように感じられてならなかった。御本尊経由で礼を述べておいた。いつものように少し高い声で笑っていた。あの瞬間、この瞬間がフラッシュバックして映像が明滅する。私は彼より、既に8年も長生きし…

法華経成立史

――成立的には「序品」というのは大分後なんだけれども、「法師品」までができ上がって、前に何を置くかというときに、しっかり構成されているという感じがしますね。それからまた、「見宝塔品」以下の諸品(しょほん)ができたときに、これらの「序品」とし…

クローズドスタンスから、ややオープンスタンスに変更

ブログの方針を変えることを決意した。ウソだ。本当は決意なんかしてないよ。何となくそうすることにしただけだ。なぜか。それは私の人生が残り少なくなってきているからだ。多分あと40年くらいしかない。で、60歳を過ぎると認知障害も出てくることだろうか…

右翼と日蓮思想

宮台真司のテキストは興味深いものだが、社会におけるパラダイムシフトの有効性に重きを置いたものであって、思想の正当性に言及したものではない。ここ要注意。宮台流のアジテーションであると私は読んだ。 昭和の右翼思想について 「亜細亜主義と日蓮主義…

中国共産党長老『言論の自由を』 16人、胡主席に意見書

元毛沢東主席秘書の李鋭氏(93)ら中国共産党長老16人が胡錦濤国家主席に政治改革の実施や言論の自由を求める意見書を送っていたことが20日、中国筋の話で分かった。李氏のほか朱厚沢・元党宣伝部長(78)、杜導正・元新聞出版総署長(85)らが署名。1月20日…

法華経と日蓮

松山●そういう点、私にいわせれば羅什(らじゅう)訳はいいところも加わったけど、原文の『法華経』からも遠くて、あれだけ読んだらわかるはずがないというところがあるでしょう。それを――私は知るのが遅すぎたけれど――日蓮という方には、読み取っておられる…