2009-05-29から1日間の記事一覧

兜羅緜/兜羅綿(とろめん)

《「とろ」は、梵語の音写。綿花の意》綿糸にウサギの毛をまぜて織った織物。色はねずみ色・藤色・薄柿色などが多く、もと舶来品。のちには毛をまぜない和製のものもできた。 【『大辞泉』】

「死の幻影」3

私は少しも大袈裟に書いているのではないのだが、はっきりさせておきたいことは、私の味わったこの苦痛は、【この時の私の特殊なものである】、ということである。これをもって、みんなこういうものだ、というつもりはいささかもないのである。 あたりまえの…

父から渡されたバトン

私の父は、組織から見放された人々の面倒を見続けた。全部で7〜8人ほど。その中にはタテ線時代の先輩もいたように記憶している。いずれも心の病を抱えた人だ。この内2〜3人の方には葬式を出す約束までしていた。役所から父に連絡が入る手筈(てはず)まで整…