一念

一念とは

思考はこの瞬間を保持することはできない。この瞬間は時間ではないからである。この瞬間は時間の終焉である。時間はこの瞬間には停止する。この瞬間に動きはない。したがって別の瞬間との関連はない。原因を持たないので、始めも終わりもない。空白のこの瞬…

多忙

誰でもみんな忙しい。誰にも悩みはある。娑婆とは堪忍という意味である。子供でも遊ぶのに忙しい。大変である。野球の選手にしても、応援団にしても、テレビのタレントにしても大変だ。病人は病人で大変である。忙しいからこそ、その中で信心して大功徳があ…

偉大な使命感が悪条件をはねのける

人間は、どのような境遇、悪条件の中にあっても、大目的に目覚め、偉大な使命を感じて立ち上がった時には、必ず大きく成長できるものである。 【『指導メモ』1966-06-01(聖教新聞社)】 人は行き詰まると目の前しか見えなくなる。ま、袋小路みたいなものだ…

未来の実像は「青年の胸中」にある

さて、「未来の社会」「これからの地球」といっても、その実像はどこにあるのか――。それはすべて未来を担いゆく若き君達の胸中にある。仏法の「一念三千」「因果倶時」の法理では、そのように捉えることができる。 今、諸君の心にどのような未来が、どのよう…

実力、人格、内実を基準とせよ

さて、今はテレビ時代。このテレビとともに生きてきた世代を「“どう見えるか”の世代である」と言った人がいる。つまり何にせよ、その「内実がどうか」というよりも、「どう見えるか」を基準にしてしまう傾向が強い、というわけである。 確かに「どう見えるか…

“発想の転換”は“一念の転換”

よく発想の転換ということが言われる。人類の進歩は、絶えず発想の転換、もしくは新しい着眼点を発見しつつ、それを起点としてなされてきたといってよいと思う。 科学の世界においても、近世においても天動説から地動説へと変転したのも、また20世紀において…

汝の原野に挑め! 時代を開け!

人間共和の理想郷・岩手 「わたしたちは一層新しい、一層力に満ちた世界へ、変化した世界のうえに進出するのだ」 これは、岩手出身の詩人・富田砕花(とみた・さいか)氏が訳された、ホイットマンの詩である。 「岸辺を下り、隘路(あいろ)を越え、山々の険…

心の奥の奥が、どうなっているか

戸田先生は、牧口先生の道を開いた。 私は戸田先生の道を開いたのである。 「師弟」「師弟」と口では、いくらでも言える。表面を取り繕い、ごまかすこともできる。 しかし大切なのは、生命の奥底の一念だ。心の奥の奥が、どうなっているかだ。 戦うしかない…

我が心を「広宣流布一筋」に固め抜け

大切なのは、リーダーの「一念」である。同じ話をするにしても、信心の「息吹」があるかどうかで違ってくる。リーダー自身の成長が、組織の発展と会員の成長に直結していく。 学会は、戸田先生が「命より大切」と言われた広宣流布の組織である。仏意仏勅の和…

一人の人間の一念が歴史を塗り替える

さて、エンリケ航海王子は、この岬で約40年もの間、“大航海”の基礎をつくり続けた。結婚もせず、「海と結婚した王子」と呼ばれた。 実験航海が失敗すれば、王子はその損害を補償したため、借金だらけであった。 本来ならば、自由気ままに一生を送ることもで…

一年の決意

尚、この学会の大組織の中で信心している私どもは、どうしても組織にとらわれ、依存して、自分自身の偉大な人間革命が、若干、惰性になる恐れがあります。それを反省し、戒めるために、また、皆さん方が福運と力を積むために、一加速度として、今日は一つ申…

戦いは“最初の一念”で決まる

戦いに臨んでは、最初の一念が全てを決してゆく。そして、本物の決意は、必ず本物の行動を生む。 【創立60周年開幕記念 学生部夏季講習会 1989-08-02 総本山・常来坊】 私の血となり、肉となっている指導の一つ。どんな立場であろうとも、常に先駆を切り、全…

信仰の一念は瞬間瞬間の生命の発露となって表れる

信仰とは実践である。その信仰の一念は、瞬間瞬間の生命の奥底の発露である。目に見えざる信心の一念は、目に見ゆる具体的な実践活動に、更に、その当体においては、目の輝きに、言語に、そして声の響きに、生き生きとした躍動が反映するものだ。 【「実践の…

生命の力用は時空を超える

「生命」の力用(りきゆう)とは、まことに不思議である。強靭な「精神」は、時を超え、空間を超えて、響き、伝わっていく。目に見えるような心の“流れ”があるわけではない。だが、「心」から「心」へ、透徹した一念は確かに流れ、継承されていく。 【11.18…

食法餓鬼

さて、ここで「食法餓鬼(じきほうがき)」について、少々論じておきたい。これは、小乗教の阿含部にあたる「正法念処経(しょうぼうねんじょきょう)」に説かれた36種の餓鬼の一つで、「法を食する餓鬼」の意である。同経には「不浄の法を以て人の為に宣説…

苦難の時こそ強靭な一念を発揮せよ

いかに全てが整っていても、「心」が惰弱であり、意気地がなければ偉大な仕事は成しえない。いわんや絶対の幸福境涯の確立などできるはずもない。 苦難の時こそ、どれだけ強靭な「一念」「一心」を発揮して仏道修行を貫き通すか。信心の要諦はここにある。 …

一念の不思議

一念とは、今この瞬間の生命を指す。念の文字が、今+心となっている通り。 心地観経に「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(231頁)と説かれているように、過去遠々劫(おんのんごう)に亘ってどの…

絶えず揺れ動く心

まことに「心」というものは絶えず揺れ動いている。放っておけば、いつしか悪道の方へと引きずられていってしまう。 私どもも、その「心」をいかに確固として定め、成仏への最極(さいごく)の軌道から外れないようにリードしていくか、ここに信心指導の精髄…

提婆達多と阿難

なぜ、提婆と阿難は、兄弟でありながら、これほどの差が生じてしまったのか。この点は、さまざまな角度から論じることができるだろうが、やはり、その「一念」の違いに注目せざるを得ない。 「一念」は実に微妙なものである。たとえば、本日のこの総会の開催…

一切を前向きにとらえよ

草創期の活動は厳しかった。Tさんのように地区部長になっても、折伏の成果が出なければ、時には班長に“下がる”(笑い)場合もあった。もちろん役職の上下と信心の強弱とはちがう。それは何よりも本人の奮起と成長を促すためであった。が、なかには役職が下が…

身口意の三業によって三世永遠の軌道が決まる

この一生において、自分は何を行い、何を語り、何を思ってきたか。その身口意の三業にわたる、総決算によって、三世永遠の生命の軌道が決まっていく。だからこそ、日蓮大聖人は、広宣流布のために、祈り、語り、動く、その一切が、我が一念に功徳善根となっ…

曖昧な姿勢を戒めよ

指導者が曖昧な態度であり、裏表があった場合には、言々句々も曖昧になり濁ってしまう。 堂々と正義の論戦を展開し、きちっとなにごとも言い切っていける青年らしい、男らしい態度――これが指導者として大事なのです。 【在京・男子部班長記念撮影 1968-02-09…

「心」が「心」に響き、「生命」が「生命」を動かす

「心」が「心」に響き、「生命」が「生命」を動かす。この感応が、信心の世界にとって、どれほど大切であることか。 指導者は謙虚に自身の生命と人格を磨きゆかなければ、「心の世界」「生命の世界」である学会のあり方を大きく誤ってしまう。 【和歌山広布3…

スケジュール闘争

例えば今月の予定・スケジュールが決まる。それをただ手帳に書いているだけなら、自分の一念の中に入っていかない。なすべきことを全部、自分の一念の中に入れていくことです。入れていけば、それが祈りとなっていく。一念三千で、勝利の方向へ、勝利の方向…

真剣な心が時代を動かす

真剣な心が、友をつくる。 真剣な行動が、厚い壁を打ち破る。 そこから、人びとの心が動いた。時代が動いた。いな、動かしたのだ! 【『随筆 新・人間革命』261/聖教新聞 2002-04-16付】 真剣とは本物の刀のこと。真剣を抜くが如き気魄(きはく)があれば、…