宗教

内在的な宗教的指向と外在的な宗教的指向

彼(※ゴードン・オルポート)は、内在的な宗教的指向と外在的な宗教的指向を測定可能な方法で区別できるようにしたのである。内在的な宗教的指向の人とは信仰の中核にある価値に深く関わる人のことで、外在的な宗教的指向の人とは、自己の地位を得たり他者に…

宗教の功罪

人類、生命といった普遍的価値――高等宗教も、まさにそこを志向している。 ゆえに、そうした「宗教」は「国家」の権力も、他のいかなる権威をも超越する。それらに屈しない人間をつくっていく。 東欧の変革の底流にも、ポーランドを始め、「宗教」の土壌を背…

バートン・D・ワトソン「法華経で説かれる世界は“明るく”“壮大”」

教授●「法華経」の内容について、私がまず感じたことは「明るい」ということです。一般的なイメージがそうであるように、当初はもっと「暗い」内容のものかと思っていました(笑い)。 しかし、全編に明るい躍動感がみなぎっている。恐らくこれは、釈尊自身…

小諸の女性死亡は宗教法人施設での集団暴行

小諸市荒町2のすし店で9月下旬、経営者奥野元子さん(63)が家族に暴行され死亡し、家族4人が逮捕された事件は、小諸署などのその後の調べで、同市内の宗教法人「紀元会」の施設内での信者らによる集団暴行だったことが15日、分かった。 県警は同日朝、同署…

教義上の妥協は寛容に非ず

宗教の教義、信仰の上での誤りを追及し、それを正してゆくということが最高の慈悲であります。すなわち、教義上の寛容・不寛容と、その人を救ってゆうという上での寛容・不寛容とは、全く別の問題であります。そればかりではなく、教義の上では妥協せず、純…

宗教否定論者の“無邪気な間違い”

作家・石田衣良(いしだいら)氏の「世界に100人の神様がいるなら」というテキストを目にした。もちろん、「もし世界が100人の村だったら」にあやかっている。 論旨は、 テロはうんざり。原因はイスラム・キリストなど一神教。そんな宗教はいらない。日本の…

社会から必要とされる宗教のあり方

博士は更に、「宗教が社会にとって価値ある存在であり続けるためには、その宗教が持っている本質的な部分(教義・精神)の掘り下げとともに、時代の動向(時代性)を鋭く見抜き、その時代に最も適した形で教えを説き、展開していく努力が要求される。 時代は…

 諸宗教の足跡

古来、こうした支えの次元を追及したのが宗教であります。だが、多くのそれらの試みが、自己の完成と他への慈愛――この二つが一体化し得なかったということであります。すなわち、自己完成に偏れば利己主義に陥り、逆に他への慈愛に走っては、自己犠牲から自…