指導者

シモン・ボリバル

シモン・ボリバル――これまでも何回かお話してきたように、南米の解放に生涯を捧げた真実の革命家の一人である。彼のただ一つの願い――それは祖国の民衆の幸せであった。そのために彼は、自身をなげうって戦った。栄達や名声を求めず、ひたすら崇高な目的のた…

一人ひとりと本末究竟して等しい指導者が新しい指導者

世に認められ、または世の中に先駆として多大な影響を及ぼしていく指導者は、これまでも多数ある。だが、それを支えていくべき民衆の心から離れている。同じ哲学、同じ信心、同じ目的をともにもって、一人ひとりの庶民と、本末究竟して等しい指導者が、新し…

和泉副会長の思い出

話は変わるが、和泉副会長がまだ20代の頃に、牧口先生と一緒に折伏に行った時の思い出をうかがったことがある。 当時、牧口先生は70歳前後であった。和泉青年が約束をとり、ある憲兵隊の将校のところに折伏に出かけた。ところが、せっかく牧口先生に足を運ん…

「慈愛」のリーダーは「知恵」が湧く

自分がどうなろうとも、「同志」のため、「後輩」のため、そして「悩める人」のために尽くし抜く。また、戦いに臨んでは、常に自ら先頭を切って行動し、活路を開き、同志に「勇気」と「希望」を与えてゆく――。ここに人間としての偉さがある。人格の輝きがあ…

指導者観の革命=“リーダーは、民衆に奉仕する者”

ところで大聖人は、指導者が「親」として敬うべきものとして、「民」とともに、あるものを挙げておられる。それは「道理」である。 「国主は理を親とし非を敵(かたき)とすべき人にて・をはすべきか」(1524頁)――国主は「正しき道理」を親として従い、「あ…

権威への崇拝と盲従、現状容認と独立心のなさが日本の精神風土

「リーダーは、民衆の小使いである」との戸田先生の指導者論は、実は日本において革命的なものであった。 “お上には逆らえない”“長いものには巻かれろ”“寄らば大樹の陰”――。権威への崇拝と盲従、現状容認と独立心のなさが、長き伝統に培われた、日本の精神風…

幹部は“会員の小使い”

今、世界を「民主」の風が嵐のごとく吹き巡っている。先日も「ベルリンの壁」の崩壊という象徴的な出来事があった。民衆を抑圧する権威や権力を打ち破り、“我らの民主の時代を”との潮流が渦巻き始めている。 「民主」とは何か。それを考えさせるこんなエピソ…

幸福には「強さ」が必要

幸福には「強さ」が必要である。勝利には「強さ」が不可欠である。個人も家庭も、団体や国家も、強くまた強くあってこそ、堂々と胸を張って幸福と繁栄の道を進める。弱ければ惨めである。 強い人のみが、人々を守ることもできる。自分も楽しい。皆も安心であ…

リーダーは真剣勝負の師子吼を

リーダーの話は 真剣勝負であれ! 渾身の師子吼を! 幹部革命から 勝利の息吹を! 【「今週のことば」/聖教新聞 2007-05-28付】 「“手を打つ”よりも、“心を打て”」と、秋谷会長が幾度となく指導されていた。今となっては、“手も打てない”幹部だらけ。 叫べ…

人間として心が通じ合うかどうか

リーダーは、どこまでも同志のことを祈ってゆくのだ。 具体的に祈り、誠実に尽くしていけば、必ず反応がある。仏法は「依正不二」なのだから。 とにかく祈る。 そして、感じよく接してゆくことだ。 自分の「大きい心」ができ上がっていけば、自然と「大きい…

新鮮な話で感動を与えよ

リーダーは 話に新鮮味を。 心に感動を与えよ。 “かけ声”だけでは 皆が疲れるだけだ。 【「わが友に贈る」/聖教新聞 2007-03-20付】 話に新鮮味がないのは、成長してない証拠である。生活の中で“新しい発見”があれば、心は刺激を受ける。具体的には、まず学…

真剣勝負の師子吼を! 

リーダーの話は 真剣勝負であれ! 渾身の師子吼を! 幹部革命から 勝利の息吹を! 【「今週のことば」/聖教新聞 2007-05-28付】 大決戦の戦場にいれば、冗談やユーモアなど全く必要ない。陣中に戯言(ざれごと)なし。

総県長会議での秋谷会長の指導

幹部の「励まし」として大切なことは、あくまでも「信心の指導」「信心の激励」でなければならない。励ます相手の信心を奮い立たせることもなく、ただ口先だけで「頑張れ、頑張れ」というのが「励まし」ではない。 ゆえに、何よりも「家庭指導」「個人指導」…

太宗は地方政治を重視

『貞観政要』には太宗が、各地方の民衆の暮らしを、どれほど真剣に考えていたかが記されている。 「我は毎夜、いつも人民のことを考え、時には夜半になるまでも寝つかれないことがある」 この責任感こそ、指導者の条件である。 これこそまさに、戸田先生のご…

展望なき指導者が国を滅ぼす

国が乱れ、滅ぶのは、なぜか? 「それは、安らかなときに危険になることを思わず、治まっているときに乱れることを考えず、存立しているときに滅亡することを心配しない、ということが招いたもの」(原田種成著『新釈漢文大系 第95巻』明治書院)と『貞観政…

「世を恐て之を言わずんば仏敵と為らんか」

どのような組織、団体でも、“太陽”が一つ昇れば、大きく発展する。 太陽のように生命を燃やして進む「一人」が重要なのである。 また先生は、「まず、全部、自分たちで責任をもって考えよ」とよく言っておられた。 師弟の道に生きる。これが根本である。 そ…

理想の組織をつくり上げる急所

どうしたら、理想の組織をつくり上げることができるか。 その急所は何か。 それは、リーダーが成長することだ。手を打つ人間が、人の何十倍も苦しみ、題目をあげて、考え抜くことである。 会合でいい話をすることも大事だ。だが、それだけでは人は動かない。…

率先垂範が指導者の要諦

インド独立の父・ガンジーは、どんな指導者であったか。 その後継者で、間近に見つめてきたネルー初代首相の洞察は、味わい深い。 「彼(ガンジー)が支持するすべての改革案、彼が他人に与えるすべての忠告は、真先に自分自ら実行する。彼は常に自ら始める…

信強き名将と育て

指導者は力をもたなくてはならない。幹部は力がなくては幹部の資格がないのです。なぜかならば、幹部のもとには何百人、何千人、何万人の人がおりますが、それらの後輩が指導者の指導力いかんによって成長もするし、信心も向上するし、反対に指導者いかんに…

ドアの開け方ひとつで、その人の悩みがわかる

仏法は最高の生活法です。戸田先生の質問会は、まさに庶民を救う“智慧の道場”でした。病気や失業から借金苦、夫婦喧嘩まで、あらゆる人生の苦悩に、信心の大確信でずばりと核心を衝(つ)いた指導をされていた。先生の激励で、参加者はみるみる生気を取り戻…

指導者は支配者になるな

今後も、皆さま方をいじめ、見下して威張り、苦しめる幹部が現れるかもしれない。そして、学会に育ててもらいながら、逆に学会を利用し、皆さま方を犠牲にして、一身の名利を貪る有名人が現れることを私は心配する。また、現在もいるかもしれない。 狂った機…

広布最前線で責任を果たせ

戸田先生が第二代会長に就任された昭和26年5月――。当時、23歳の私は、蒲田支部の大森地区委員の任命を受けた。現在でいえば地区部長の立場にあたる。 私も、本日参加の皆さま方と同じように、地区、支部の第一線の役職を務めてきた。戸田先生は、将来のため…

配慮に配慮を重ねる

なお、ボードレーは、よりよき図書館を作るために、実に細かいところにまで気をつかった。 例えば当時、本は1冊1冊が形も大きく、高価でもあり、盗難防止のために鎖につながれていた。しかし、ボードレーは、これは「人間不信」に基づくあり方であり、何とか…

リーダーは現場に立て

「リーダーは最前線を走れ! 現場に立て!」 それを忘れれば、人の苦悩もわからなくなる。そして、そこから、組織を蝕む官僚主義の悪弊が始まるのだ。動かぬ水は腐る。 【『新・人間革命』「羽ばたき」19/聖教新聞 2004-11-01付】 家庭指導をしない幹部、個…

自他共に歓喜

自身を、そして友を、いかなる時にも「歓喜の光彩」で包み込んでいく。これが仏法の指導者である。 法を説ける身として、我が心に無上の歓喜をわき立たせながら、人々をして生命の奥底(おうてい)からの喜びに目覚めさせていく。 陽光が暗雲を払い、みるみ…

民衆は手応えを求めている

いつの世も、民衆は、リーダーに対して確かな「手応え」を求めている。ゆえに指導者は、人々の労苦や人情の機微がわかる人でなければならない。打てば響くがごとく鋭敏に、また丁寧に、一人ひとりの「心」に応え、行動していくべきである。こうした指導者が…

「言葉」は人格の象徴

ある意味で「言葉」は、人格の象徴といえるかもしれない。一言に、その人の教養や人柄が、端的に表れる。やはり諸君は、ピリッとした鋭い表現力を、日頃から身につけておくべきである。これは、特にこれからの指導者として大切なことであると私は思う。 【創…

指導者の条件

指導者としての第一の条件は、絶対の信心に立つことである。どんな障魔が競おうと、本尊流布のため、大御本尊の功徳を言い切ってゆくのが、根本の使命だと自覚することである。 第二に責任である。幹部は学会員を心から愛し、親切に、暖かく擁護してゆく責任…

真の指導者

所詮 真の指導者とは 自分を苦しめぬいて 振る舞いゆく異名かもしれない 【『友へ贈る』 1978-05発行】 想像力だけでは書けない文章だ。厳しき現実から滴(したた)り落ちた汗の一滴を思わせる言葉だ。 人生とは選択の連続に他ならない。時々刻々に選択を迫…

リーダーの責任

われわれはいかなる時でも 名講義 名指導 名演説 名企画 名文をもって 人々をリードしていくべきだ 【『日々の指針』 1974-12-16発行】 強烈な指導だ。初めて読んだのは22歳の時。 『日々の指針』は、先生が毎朝、本部で黒板に書かれていた指導。現在、聖教…