訓練

「先生より、泰山も裂けんが如く、叱咤さる」

《昭和29年/1954年》 12月27日(月) 快晴 昨日、先生宅に、お歳暮にお伺いする。 先生より、泰山も裂けんが如く、叱咤さる。 厳父の怒り、先生の激烈なる大音声に、身のすくむ思いなり。 嗚呼(ああ)、われ過(あやま)てり。先生の仰せどおりなり。人生…

頭に刻め生命に刻め

「私は、生きた学問を教えたいのだ」というのが、開講にあたっての戸田の言葉であった。 戸田は、授業中、ノートをとることを許さなかった。彼は、こんな話をした。 ――ある蘭学者が、長崎でオランダ医学を学んだ。すべて書き取っていたため、筆記帳は行李い…

メモ

最初に大幹部として、特に気をつけていただきたいことは……書く必要はありません。一々書かなければ自分のものにならないような人は、大幹部の資格がありません。だからといって、書かないで、みんな忘れてしまったならば、また資格がないし、その点は要領よ…

試練か訓練か

試練が人格を鍛え上げ、訓練が人間を作り上げる。とはいうものの、最近では訓練を受ける風潮自体が極めて薄れている。どこの組織を見ても、嫌われ役は一人もいない。 理由は何だろうか? 単なる遠慮か。あるいは幹部の自信のなさか。気づいていながら注意す…