障魔

権力者は民衆を手段に

要するに、悪しき権力者は必ず魔性となる。現実に私どもは、嫌というほどそれを見た。自分を守るため、また自分の権威を守るために、我々を“手段”とした。 真の指導者は自分自身を捨てて、民衆を“目的”とし、民衆を守る戦いをする。魔性の権力者は、「姿」は…

悪鬼は生命力を貪る

悪鬼はその名の通り、餓鬼界の生命である。餓鬼界は「貪り」の命である。何を貪るのか。 それは妙法を持(たも)つ者の「生命力」であり、これは「奪命者」の働きである。また、「奪功徳者」として、妙法による「功徳」を奪おうと動く。 更に、「立正安国論…

「善」に生きているからこそ、「悪」に妬まれる

信心したとしても、常に色々な事件、出来事がある。どうしてなのか。 その根本的理由の一つは、妙法を持(たも)った人は「善人」である。だからこそ「善人」を嫌い妬む「悪鬼」が、その人を懸命に狙ってくるからである。御書には、そう明快に説かれている。…

死魔

命あるものは必ず死ぬ。そんなことは誰もが知っていながら、人は死を恐れ、忌み嫌う。戦争や事故などで人間の原型すら保ってない遺体を見ると、思考は停止する。想像力も働かない。そこにあるのは単なるモノだ。動かなくなった死体を見て我々は、いつの日か…

宗教革命は、前代未聞の偉大な誇り高い革命

古来、数千年の人類の歴史における全ての革命は、苦難に耐えつつ、勇断をもって勝ち取ってきたが、魔との戦いを敢行したものは一つもない。したがって、流血の悲惨を生み、同胞の殺戮(さつりく)を伴い、また、革命が成就した後の社会も、“夢に見た社会”と…

風に向かって走れ

ところで、大航海を可能にしたものの一つは「新しい船」であった。 要約し、わかりやすく言うと、王子らの工夫もあって、「風に向かって走る船」が開発されたのである。 それまでの航海は「風向き次第」であった。追い風の季節風を待っての旅であった。それ…

連戦の中で“正義の哲理”は磨き抜かれる

すなわち、天台の戦いは、同時代の論客はもちろんのこと、「中国500年」「インド1000年」にわたる、釈尊以後のありとあらゆる邪義を論破しゆく、壮大な法戦であった。 その壮絶なる思想戦、言論戦に対し、当時の最高の権威という権威が、「雨のごとく」「風…

わずかな心の隙が魔の跳梁を許す

つまり、太田親昌(ちかまさ)や長崎時綱の二人の退転は、彼らが駿河の中心者であった高橋六郎兵衛入道と感情的なもつれがあり、そこを行智らにつけ込まれたものと考えられる。 感情のわだかまりから生まれた、わずかな心の隙(すき)。そこに、すかさず入り…

デマの語源とスキャンダル

アテネでも、低劣な人物が社会にはびこった。その代表が民衆扇動家(デマゴゴス)である。「デマゴゴス」とは、デマの語源となった言葉であるが、文字通り、彼らはデマを流しては、有能な人物の失脚を図った。立派な行為を見れば嘲笑し、美しき友情と信頼が…

自分一個のために信仰している人に、魔は起こらない

学会は、これまで諸難にあい、ことごとく乗り越えてきた。そこに真の大聖人門下の証も栄光もある。 牧口先生は、常々「悪人の敵となりうる勇者でなければ、善人の友となりえぬ」と言われていた。悪と戦う勇気がなければ、自分もまた悪に通じてしまう。 更に…

権力との闘争

戸田先生はある時、学会の将来を見通して次のように言われた。 「政治の権力、宗教の権力の谷間に学会はある。これらが腐敗すると、両者から利用され、圧迫され、奴隷のごとく使われる恐れがあるから、重々注意しなさい。信心の団結で代々の会長を守りながら…

誹謗中傷の本質

現在の学会に対する様々な誹謗も、その本質は、あの時代からいささかも変わっていない。そこには、正しい認識もなければ、真の批判もない。ただ、恣意(しい)的な曲解と偏見、そして悪意と嫉妬があるのみである。 新しい運動には、必ず反動が起きるのは歴史…

魔が宿命の雲を吹き払う

信心を強盛に貫けば、大なり小なり、必ず難がある。三障四魔があり、三類の強敵が出現することは経文と御書に仰せの通りである。 実は、その激しき「風」によってこそ、我が生命を覆う暗き宿命的な「雲」が、すべて吹き払われる。そして晴れわたる胸中の大空…

魔と戦う人が偉大

本日、私がとくに申し上げたいことは、「謗法」や広布を妨げる「魔」と戦うことを絶対に忘れてはならないということである。 「曽谷殿御返事」には、次のように仰せである。 「謗法を責めずして成仏を願はば火の中に水と求め水の中に火を尋ぬるが如くなるべ…

三障四魔と宿命転換

道路がすいていれば、自動車も運転しやすい。しかし、運転技術は向上しない。信心も同じである。三障四魔が競ってこなければ、宿命の転換はできない。 【『指導メモ』1966-06-01発行】 近頃は、道路にちょっとばかりの物があるだけで、大騒ぎする面々が多い…