新組織の核をつくれ

 新しい組織の出発に当たり、大切な点は何か。
 ある幹部に聞くと「団結です。ただちに闘争を開始することです」と答えてくれた
 またある人は、「人材育成です」と言った。
 またある人は、「最初の3ヶ間、全力で第一線を駆けめぐることです」と言った。
 どれも大事なポイントだとう。
 新しい組織。新しい陣列。理の団結を築いていくには、「核」をしっかりとつくることである。
 まず自分自身が、広宣流布のために、強く、深い決を固める。そして、誓いを共にする同志を一人、また一人と糾合する。安して何でも言い合い、激励し合える仲間をつくっていくのである。
 組織が既にあるからといって、全てが順調にうまくいくわけではない。そんなに簡単なものではない。
 でき上がった組織にあぐらをかくようなリーダーであってはならない。自分の信と、誠実と、必死の闘争で、麗(うるわ)しい団結の組織を築き上げていただきたい。
 また、人材育成で大事なことは、「どんどん励ます」ことである。いい人を伸ばすことである。叱ってはいけない。広布に戦ってくださる同志を、真から賞賛し、ほめていくことである。
 そういうリーダーのもとで、人材はぐんぐん育っていく。
 学会には、優秀な若い人材が、たくさんいる。そうした人々を、どんどん育て、どんどん登用し、力をつけさせていかねばならない。
若い人々を育てるのが、急務の課題である。


【代表幹部協議会 2005-11-25 創価文化会館


 先日、「黙々と我が使命を果たせ」に書いた部長時代の話の続きを。


 私は、まず副部長と信頼関係を築こうと努力した。最初の内は、私の方から毎日、連係をとった。直ぐに毎日、顔を合わせるようになった。6畳一間の副部長宅を部の拠点にさせてもらった。全くの偶然だったが、互いの職場が取引先だった。


 2〜3ヶ経った頃だった。「俺さあ、部長のこと誤解してたよ。だって、『小野は、本部内で派閥を持っているから、気をつけろ』なんて聞かされて、ずっと鵜呑みにしてたんだ」。私は笑い飛ばした。「こっちに引っ越してきて、3年ぐらいしか経ってないのに、どうやって派閥をつくるの? つくれるもんなら、教えてもらいたいよ」「そりゃ、そうだよな」と二人で大笑いした。


 6歳年長の方だったが、実に温厚で、人当たりのいい人物だった。入会して5〜6年ということもあって、役職を演じるような妙な真似がなかった。半年後には、毎日の連係は完璧になっていた。旅行先にも、しっかりと電話が来るようになった。で、たまたま、私が地方へ行ってる時に、支部内である問題が起きた。副部長は支部婦人部長から大目玉を食らって、うろたえていた。この婦人部長、怒(おこ)り出すと手がつけられないのだ(笑)。総区の支部長会で、本部から招かれた古参の副会長を怒鳴りつけたこともあった。「いいよ。私が戻ったら何とかするから。しばらく潜伏した方がいいかもよ?」と笑いながら答えておいた。


 帰宅した私は、まず、複数のメンバーから事実関係の確認をし、問題を掌握した。次に、問題を起こした張本人と関係者に厳重なる注をした。それから、支部長、支部婦人部長に詫びを入れにいった。「あなたが謝ることじゃないけど、私、本当に吃驚(びっくり)しちゃったのよー」で終わった。副部長がビビっていることも伝えておいた(笑)。


 この程度のことなら、二日もあれば十分だった。「もう、大丈夫。安していいよ」と言う私を、副部長は尊敬の眼差しで見つめていた(笑)。それ以降、副部長との信頼関係はぐっと深まった。


 私はトラブルがあればあるほど燃えるタイプなのだ(笑)。何もない平穏なのが一番嫌だね。障害物が多ければ多いほど、人生はドラマに満ちてくる。人の一生は言ってみれば“力試し”みたいなものだろう。そんな分が災いして、20代後半から現在に至るまで、事件・事故・トラブルを一手に引き受けてきた。一つ一つの出来事を通して、「絶対に何とかする自信」が身についてきた。胸に妙法を抱く我々に不可能はない。


 核をつくるのは簡単だ。まず、裸の自分をさらけ出すことだ。そして、喧嘩をすることだ。ぶつかり合いを避けるのが一番駄目。ぶつからないと理解し合うことなんかできるわけがない。要は、育てる側の一で決まる。

学会指導のデータベース


 数年前から学会指導のデータベースをつくっているのだが、中々うように進まない。メンバーが少ないことと、コンスタントに入力ができないため。そこで、「じゃあ、一肌脱いでやろうじゃないか」という殊勝な方がいらっしゃれば、是非とも私宛てにメールを頂きたい。今まで、殆どのメンバーがクビになっているので、短くともコツコツ入力してもらえる方を募集する。希望者は、fuitsuアットマーク104.netまで。