Winnyについて


 Winny使用に関して。


 政府(安部官房長官談)も相次ぐ個人情報の漏洩から「Winny使用の禁止」を呼びかけています。今日の聖教にも、青木理事長の談話として「Winny使用の厳禁」が掲載されていました。これらをみると、Winnyそのものが悪のような印象を受けます。Winnyバッシング?(爆)


 確かに、著作権違反に該当するモノが多く流通し、それを目的でWinnyが使用されているのは周知の事実です。しかし、WinnyそのものはP2P(Peer to Peer)を目的とした、普通のアプリケーション・ソフトです。暴論ですが、そもそも、インターネット自体が巨大なP2Pであるとも言えます。個人情報の流出は、そのWinnyを介してウイルスを流し、そのウイルスが再度Winnyを介して情報を流出させていることに起因しています。


 要するに、Winnyは媒体であって、主たる原因はウイルスであるということを認識しないとWinnyの使用、無使用にかかわらず、情報の流出は防げません。Winnyの使用禁止は、次元は異なるが「鳥インフルエンザが恐いから鶏肉を買うのはやめよう」ということで、根本的な対策ではなく、単なる付け焼き刃です。


 ネットにつながっていて、ウイルスに染する可能が有る限り、情報の流出の危険は常にあります。P2PソフトはWinnyだけではありません。同様に有なものに、WinMXWinnyの後継的なShare、最近ではBitTorrentなどがあります。Winnyそのものは作者の逮捕から開発がすでに終了しているので、Winnyを禁止したとしても、新たなソフトが主流になっていくだけでしょう。更に、メジャーなP2Pソフトでは、YahooやMicrosoftメッセンジャーソフトがあります。これらも簡単にファイルの交換が可能です。「使用禁止」を訴えるだけでは、「養鶏はやめましょう」「牛肉も恐いから牧畜をやめましょう」という極論にまで至り、インターネット自体をやめるしかなくなるでしょう。


 最も大事なことは、「Winnyの禁止」ではなく、セキュリティ識の向上とそのための教育です。不特定多数が様々な目的でネットを利用している以上、ネット利用者は自己防衛のためにもセキュリティを強化していく義務と責任があります。


 再度、青木理事長の談話に触れると、「事件の関係者の多くはパソコンに詳しい人で、ウイルス対策を十分に施していました。それでもウイルスに染していることに気づかず、情報が流出して初めて気づいたというケースも少なくありません」とあります。私は流出事件の詳しいことは知りませんので、ウイルス対策が十分であったかどうかは、わかりませんが、対策が十分であるのは言うまでもなく、それ以前にウィルとは何か、どうすれば染するのか、といった基本的な知識が欠如しているとわれます。または、対策が十分であることへの過信と甘えでしょう。


 個人情報の流出防止のためには、セキュリティ識向上のための教育が欠かせません。ネット利用者は、セキュリティ強化の義務と責任があることを自覚しなければならないでしょう。ウイルス対策やセキュリティ強化の方法は、ネット検索すれば初者への解説から高度なものまで色々見つかり、直ぐに実践可能です。

セキュリティ強化の一例


 セキュリティ強化の一例を挙げておきます。


 1.アンチウィルスソフトを導入する。
 2.PC1台でもルーターを導入する。
 3.ファイアウォールソフトを導入する。
 4.アンチスパイウェアソフトを導入する。
 5.Windows XPのセキュリティを強化する。
 6.IEのセキュリティを強化する。
 7.タスクを監視する。
 8.パケットを監視する。

  • Windows XP標準のファイアウォールは、ルーターと同様に外部からのアクセスは遮断しますが、外部への通信は遮断しないのであまり味はありません。7.と8.は、トロイの木馬などの怪しげなソフトが勝手に動いてないかどうかの確認のためですので、不安があれば導入しましょう。


 ルーター以外は、フリーソフトで実現可能です。以下は一例ですので、同種のものは他にもあります。

    • アンチウィルスソフトは、avast
    • ファイアウォールソフトは、ZoneAlarm
    • アンチスパイソフトは、Ad-Aware SE
    • タスク監視は、タスクロガー(TaskLogger) ProcessWalker Windows標準の「タスクマネージャ」の「プロセス」タブでも確認可能。
    • パケット監視は、NEGiES

 上記は各ソフトで検索すればすぐ見つかりますし、詳しい解説サイトもあります。


 面倒な場合は、アンチウィルスソフトとファイアウォールソフトが一緒になった市販のNorton Internet Securityを使いましょう。ただし、非力なPCだと重いです(爆) 私は嫌いですが(笑)、一番無でしょう。


 5.Windows XPのセキュリティの強化は、アカウントを2つ以上作成し、通常は管理者権限ではなく制限ユーザーで利用する。


 さらに、重要なファイルはマイドキュメントに保存せず、別のフォルダを作成して保存する。


 6.IEのセキュリティの強化は、通常はJavaを切っておけばほぼ安。セキュリティを簡単に切り替えられる他のブラウザに乗り換えることがよりベターです。


 上記すべてを実践しても、100%安全でないことは言うまでもありません。


】 「創価法研掲示板」より