共産党は野党でなく「邪党」

○上田埼玉県知事が痛烈批判
○撤回要求にも応じず
○足を引っ張るための議論
デマ宣伝の卑怯な振る舞い


 埼玉県の上田清司知事が20日の定例会見で「足を引っ張るための議論は、野党・与党を通り越して邪党」と発言したことに対して、日本共産党県委員会が29日、「邪党」発言の撤回と県のホームページからの削除を申し入れたが、県側は発言を撤回しなかった。


 上田知事の「邪党」発言は、共産党2004年12定例会で福祉関連予算に関して図的ともわれる事実誤認の発言をしたことを振り返り、飛び出したもの。同知事は「すべて斜めに見られて、さいたま市に保健福祉関係の予算が(県から)全部移ったにもかかわらず、『福祉関係の予算が30%(後日、知事が13.1%に訂正)も減ったじゃないか』と、討論で文句を言われるある党の方がおられる」と指摘。


 その上で、県の福祉関係予算が実際には逆に増加していた事実を挙げながら、「まさに足を引っ張るための議論であれば、それはもう野党とか、与党とかというものを通り越して、邪党みたいなものだ」と痛烈に共産党を批判した。


 また知事は、乳幼児医療費助成制度に対する共産党の対応に関して、「助成には賛成でも予算案には反対と、矛盾される方々もいて、おかしい。おまけに、そうしたことを実現したのはわれわれの力だなどと言われる方々もいる」と不快をあらわにしていた。


 上田知事は、今年228日に開かれた予算特別委員会でも、少人数学級実現に関する共産党の悪質なデマ宣伝に対して、「文字通り藤原正彦先生が『国家の品格』で言うところの卑怯な振る舞い」とも批判しており、「邪党」など一連の知事の発言は、県民にデマやウソを垂れ流し続けている同党の卑劣な言動を看過できなかったようだ


 共産党に対しては、石原慎太郎東京都知事が「他人の獲物を横取りする姿はハイエナに似ている」と、その“実績横取り”体質を批判して話題になったが、上田知事の「邪党」発言で共産党の異常な体質そのものに関が集まることになりそうだ。


公明新聞 2007-03-31付】