5.3記念最高協議会

 いざという時に、その人の真価がわかる。
昭和54年424日。私が会長を辞任した時、驚きと怒りに燃えて、駆けつけた同志がいた。
「先生、会長を辞めないでください!」「どうして辞められるのですか!」「だれが辞めさせたのですか!」──その真剣な紅涙したたる叫びを、私は生涯、忘れることはできない。
 嵐の時こそ、師とともに殉じていこう!
 それこそ、真の弟子の道である。そこに魂の劇が光っていくものだ。
 正義なるがゆえに迫害される。これが歴史の常であった。人権の世紀、真の民主主義を築くためには、民衆が、もっと強く、もっと賢明にならなければならない。


【東京牧口記会館