証拠を押さえろ


 様々な方から様々なメールを頂く。中には深刻な相談もある。悪しき幹部が、まだまだのさばっている。


 メールだけの情報だから、事実確認を慎重に行うよう掛けている。わかりにくい文章や、時系列が判然としないもの、はたまた方言が混じっていることもあって儀な作である。


 幹部からの報復行為を恐れて、二度と返事が来なくなる人もいる。もう、完全にあきらめているのだ。相手に戦う姿勢がなければ、こちらとしては手の施しようがない。冷たいようだが、元々私には何の責任もないのだ。しかし、相談者が真剣に問題解決を望むのであれば、私は全力で応える。そのためなら、どんな手段でも行使する。


 そんな経験から申し上げておきたいことがある。まず、組織内にどうしようもない悪党がいた場合、きちんと証拠を押さえておくことだ。学会幹部は、役職の高い方の証言を鵜呑みにする傾向が強い。ましてや、問題があれば自分の失点になると考え、揉み消す幹部もいる。組織が大きくなればなるほど、官僚主義に毒されることは避けられないのだ。


 こうしたことを踏まえ、まず時系列順に記録をつけておくことだ。次に、出来ることなら録音しておいた方がいい。ICレコーダーやMP3プレーヤー程度の出費は、「自分を守るため」だと割り切ること。そして、証言できる同志を一人でも二人でも用できれば完璧だ。


 最大の問題は、「誰に伝えるか」である。上位役職であるほど好ましい。ただし、副役職はダメ。最低でも総区長か総県長レベル。学会本部に手紙を書くという手もあるが、結局、後から地元幹部が来るので、まともな幹部を探す努力をした方が価値的だ。


 で、録音などの証拠は絶対に渡さないこと。証拠隠滅が考えられるし、操作ミスで消去される可能もあるからだ。それから、婦人部幹部に相談する場合は、なるべく壮年幹部にも立ち会ってもらうこと。大きな問題になると、婦人部幹部は臆病になる質があるためだ。


 あなたに出来ることは、ここまでだ。後は、じっと題目を唱えるのみである。それでも、問題が解決できなかったら、そんな組織には出る価値もない。あるいは、引っ越しを考えるべきだ。


 以上、対処法を書いてきたが、ありふれた組織の悩みとは異なり、犯罪の高いものや、被害者が多い場合に限られるのは当然である。