強引勧誘で顕正会員に逮捕状

 宗教法人「顕正会」(本部・さいたま市大宮区)の会員が、入会勧誘時に新潟市の男を車に押し込み監禁したなどとして、県警は16日までに逮捕監禁と傷害の疑いで会員の男2人の逮捕状を取った。所在確認など最終的な詰めの捜査をしており、逮捕と同時に、さいたま市の同会本部や新潟市中央区の県支部など関係先の家宅捜索に着手する方針だ。


 調べでは、男2人は2006年、当時10代だった同市の男を勧誘する際、男を殴った上、車に長時間監禁した疑い。県警は組織的に強引な勧誘をしていた疑いもあるとみている。


 同会のホームページなどによると、全国の会員総数は公称約124万人。県内は約10万4000人で、本部のある埼玉県や東京都など4都県に次いで5番目の会員数としている。05年5には、同市の朱鷺メッセで1万人規模の集会を実施したという。


 県警によると、県内では10〜20代の若者を中に勧誘時のトラブルが起きている。飲食店に呼び出された後、車内に監禁され、会員数人から数時間にわたって勧誘されたり、自宅に上がり込まれて入会を強要されたりといった被害の相談が寄せられている。


 同会をめぐっては、神奈川県警が昨年1、大学生を無理やり入会させた強要の疑いで会員の男3人を逮捕し、さいたま市の同会本部などを家宅捜索した。全国では、暴力を伴う勧誘をしたとして、会員が傷害容疑で逮捕される事件も相次いでいる。


新潟日報 2008-01-17