多数

 多数というものよりしゃくにさわるものはない。なぜなら、多数を構成しているものは、少数の有力な先進者のほかには、大勢順応のならず者と、同化される弱者と、自分の欲することさえ全然わからないでくっついて来る大衆とであるから。(「格言と反省」から)


【『ゲーテ格言集』ゲーテ高橋健二編訳(新潮文庫1952年)】


ゲーテ格言集 (新潮文庫)