【09総選挙 東京ニュース】都議選の勢い続く 投開票まで1週間 民主『支持政党なし層』にも強み

 第45回衆院選で本紙が実施した世論調査に取材を加味した都内情勢によると、民主党に7の都議選大勝の勢いが続いている。30日の投開票日まで1週間。小選挙区を中に現状を分析する。
 民主は、小選挙区では25選挙区のうち21選挙区で先行し、比例代表(定数17)でも9議席目をうかがう勢いだ。
 党代表代行の菅直人さんの18区(武蔵野・小金井・府中市)や、年金問題で知度が高い長妻昭さんの7区(渋谷・中野区)をはじめ、6区(世田谷区北西部)、19区(小平・国分寺・国立・西東京市)でリード。2区(中央・文京台東区)や3区(品川・大田区北西部・島部)、24区(八王子市)でも優位に戦いを進めている。
 自民は、都連会長の石原伸晃さんの8区(杉並区)、平沢勝栄さんの17区(葛飾区・江戸川区北部)、井上信治さんの25区(青梅・福生羽村あきる野市西多摩郡)で優勢だが、全体としては伸び悩む。1区(千代田・新宿・港区)の与謝野馨さんは追いかける展開で、前回「刺客」として10区(豊島区・練馬区南東部)を制した小池百合子さんも、激しい競り合い。
 12区(北区、足立区西部)は民主の青木愛さんが支持を広げており、公明党代表の太田昭宏さんは戦を強いられている。
 民主推薦の8区の社民、11区(板橋区)の新党日本、25区の国民新党の各候補は自民前職を追う展開。共産は全選挙区に立てているがしい戦い。
 民主の強さは、近年の選挙で鍵を握る「支持政党なし」層の動向に顕著に表れている。比例代表の投票先を「決めている」「だいたい決めている」の合計では、六割近くの人が「民主に投票する」と回答。「自民に投票する」は16.4%にとどまっている。


東京新聞 2009-08-24