国会議員の2割が世襲議員、上場企業の2割が世襲社長

 読売新聞の調べでは、2002年12月の時点で、国会議員の2割がいわゆる世襲議員でした。毎日新聞2000年調査によりますと、全国の都道県議会議員では14%、政令指定市議会では13%が、親子代々、もしくは親子三代にわたって議員をしているのです。東京、大阪、名古屋、千葉などの都市部では、この割合は国会議員と同等の20%台に跳ね上がります。
 世襲はなにも、政治家だけにかぎりません。通産省(現・経済産業省)の『総合経営力指標 製造業編・小売業編』で、企業の社長の実態も明らかになります。平成6年、一部上場、二部上場の488社中、二代目社長は111人。23%が世襲社長だったのです。


【『反社会学講座パオロ・マッツァリーノイースト・プレス2004年/ちくま文庫、2007年)】


 今時は本部職員も世襲化しており、代々坊主も顔負けだ。


反社会学講座 (ちくま文庫 ま 33-1)